こんにちは!ASAHI PAINT代表池田です。
だんだんと暑くなり、夏が近づいてきた気がしますね。皆様は春夏秋冬で、どの季節がお好きでしょうか?
これからますます暑くなると思いますので、こまめに塩分と水分を摂りお体を大切にしてください。
今回は、屋根塗装を行う前に知っておいて損はない、情報をお届けします。
屋根を塗り替えれば、雨漏りの心配はなくなります。ですが、塗装をしたがゆえに、雨漏りに繋がってしまう場合があるのです。
せっかく屋根を塗り替えたのに、雨漏りしてしまったら元も子もありません。
そのような事態を回避するために、お見積りを依頼した際に、屋根塗装の部分にタスペーサー又は、縁切りの工程が含まれているか、必ず確認しましょう。
どういった原理で、雨漏りに繋がってしまうのか、ご説明いたします。
皮すきという道具で屋根の重ね目に溜まっている塗膜を切っていきます。カッターなどで切ることもあります。
この重ね目に塗料が溜まり、内側に入った水が流れないことで、屋根材の下に水が溜まり、木を腐らせ雨漏りに繋がる確率が高くなります。
なら、屋根の隙間全て埋めてしまえば、屋根材の下に水が入らないのではないか?とお考えになる方もいらっしゃると思います。
もちろん隙間を全て埋めれば、外部からの水は中に入りません。ですが、お家の中からの結露で、今度は内側からの水が流れなくなってしまいます。
このようなことから屋根には隙間があるのです。
屋根材の下には防水シートというものが貼ってありますので、すぐに雨漏りするという心配は、ありません。
↑防水シート
なんとなく、塗装後、雨漏りが起こってしまうイメージはできたでしょうか。
先ほどは、縁切りのお写真をご覧になったと思いますが、タスペーサーの役割も縁切りと同じです。縁切りより、タスペーサーを入れる方が効率が良く作業時間の短縮になる為、縁切りより、タスペーサーを入れる業者さんは多いです。
ただ、タスペーサーはスレート屋根にしか入れられないので、お家の屋根を業者さんに確認していただきましょう。
↑タスペーサー ↑タスペーサー挿入
タスペーサー、縁切りの大切さが、今回、ご理解いただけたかと思います。
何度も言うようですが、屋根塗装を行う際は、必ず、タスペーサーか縁切りの工程があるか確認しましょう。