おはようございます。アサヒペイント代表、池田です。前回の続きとなる屋根の中塗りになります。
中塗りから色が付くので完成のイメージがしやすくなると思います。屋根は日差しなどの影響で劣化が早いです。塗料の適切な希釈率(シンナーや水で材料を伸ばす)をまもることで塗料の効果を最大限に発揮させることができます。
薄めた塗料と適切な希釈を行った塗料で、塗ったものの仕上がりを区別するのはとても難しいです。そのことをいいことに希釈率を守らず施工してしまう業者も中にはいます。伸ばせば伸ばすだけシャバシャバになるので、使う塗料缶数も節約ができ、水のような状態の塗料で塗るので作業も楽になります。ですので工期も短くすることができ、次の仕事もどんどん請け負えるようになるわけです。
このような理由から手抜き工事が起こってしまうのです。グレードのいい塗料を使って塗装しても工事する業者によって耐久年数などが変わってしまうので注意が必要です。
塗装工事を契約する前に、業者さんに希釈の説明をしてもらったり、業者さんのホームページをチェックしてみることをオススメします。
大切なことは業者都合の施工をするのではなく、お客様からお話をお伺いながら相談に乗り、適切な工事を提案することだと思います。ですのでわからないこと、不安に思ていることをどんどん質問するといいでしょう。↑屋根中塗り↑屋根中塗り
↑屋根中塗り