長持ちする外壁塗装で重要な、「下塗り材」の種類と選び方  横浜市旭区鶴ヶ峰

2024.07.16

こんにちは。ASAHI PAINT代表池田です。

ご近所でお祭りがあったり気温が高くなったりと夏が本格的に近づいてきましたね。海にお祭り、花火大会と行事がたくさんありますね。これから始まる夏を楽しんでください。

今回は外壁塗装で使用する下塗りの種類についてご紹介していきたいと思います。
なぜ下塗りが必要なのか? 下塗りの選び方は? どんな下塗り材があるの? などと様々な疑問があるかと思います。
お家の造りや外壁材に合わせて下塗りを選定することで長持ちする外壁塗装を実現できます。選定ミスをしてしまうと膨れや剥がれなどが起こってしまう可能性があります。塗ってしまえば見えないですが長く防水機能を維持するためには下塗り選びが大切です。どれだけいい上塗り材を使用しても下塗り材が外壁に密着していなければ効果を十分に発揮できません。

 下塗り材の種類 

下塗り材は外壁や屋根、鉄部など用途に応じて変わっていきます。種類が様々ですのでここではよく活用される下塗り材をご紹介させていただきます。
・シーラー
・フィラー
・プライマー
・サフェーサー
・バインダー 

 シーラー 
外壁や屋根に使用する下塗り材で水のような液体です。水性、溶剤どちらもあります。外壁や屋根の劣化が進行していた場合、塗料の吸い込み量が多くなります。その吸い込みを抑えるためにシーラーを塗ります。シーラーは水のような塗料ですので細かいところまで行きとどいてくれます。(目に見えない世界ですが)
例えばモルタルの外壁で、いきなりフィラーを塗ってしまうと材料を吸い込んでしまいムラになりやすくなります。フィラーはヨーグルトのような塗料で白色です。シーラーを一度塗ることで細かなところまで浸透して塗膜を形成し、そのうえに下地調整材のフィラーを塗ることで細かな傷を埋めることができます。
シーラー+フィラーの下塗り2回を行うことで上塗り材の密着を高め塗料の性能もより発揮でき仕上がりもとてもキレイになります。
シーラーも様々な種類がありますのでお家の状況、外壁の種類などにあわせて変える必要がありますので

 フィラー 
先ほどご説明させていただきましたとおりヨーグルトのような塗料の下地調整材です。ひび割れ追従能力もあります。モルタルの外壁に使用されることが多いです。シーラーより膜厚が付きます。シーラーはツルツルで艶やかな仕上がりになりますが、フィラーはザラザラとマットな仕上がりになります。どちらも上塗り材を塗るので見えなくなりますが下塗り材の選定がとても重要になります。またフィラーはぼってりした材料なので水で希釈し塗りやすくすることもできます。メーカーさんの希釈率を守らず薄く伸ばしたフィラーを塗っても下地調整材の効果を発揮できなくなってしまいますのでご注意ください。

 プライマー 
プライマーはシーラーに近い材料になります。シーリングの下塗り材や金属系の防さび機能の下塗り材などがあります。遮熱塗料の下塗り材や金属系の下塗り材として選定される場合が多いです。シーラーと同じような塗料になりますが防さび機能などが付与されます。

 バインダー 
バインダーはシーラーやプライマーと働きはほとんど同じになります。シーラーは吸い込みが激しい下地に使用し、吸い込み防止を目的としますがバインダーは塗装面が比較的安定していて、吸い込みが少ない下地に使用することが多いです。下地と上塗り材をつないで定着させてくれます。

 サフェーサー 
サフェーサーは下塗り材ではなく中塗り材にあたります。フィラーと似た材料になります。プライマーやシーラーを塗布した後に塗装します。シーラーなどは水のような塗料になりますので劣化した外壁の傷や凹凸を隠しきれません。そのような傷や凸凹をカバーするためにサフェーサーを使用します。

 まとめ 
いかがだったでしょうか。下塗り材にも様々な種類がありお家の状態によって選定することの大切さがお伝わりしていれば幸いです。基本は3回塗りですが4回塗、場合によっては5回塗するケースもあります。ですので専門業者に一度診断していただいて、お見積りの際なぜ我が家にはこの下塗り材を選定したのか聞いてみるといいでしょう。「我が家にはどの下塗り材を使って塗装すればいいの?」「20年もつ塗料があるってほんと?」「塗れない屋根があるってほんと?」などありましたらホームページを拝見したのだけども…っとこちらまでお気軽ご連絡ください。 045-513-2277 

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