長持ちする外壁塗装に必要な下塗り選びとは? 横浜市旭区鶴ヶ峰

2024.05.31

こんにちは!ASAHI PAINT代表池田です。
5月も終わり梅雨が始まりますね。雨で塗装工事は進みずらいですが、短い梅雨ですのでこの時間も楽しみたいと思います。

今回は下塗り選びについて触れていこうと思います。
外壁塗装を行うさい下塗りという作業があります。(下塗りを行わない塗料もあります)
下塗りと言っても塗る場所ごとに下塗りも変わっていきます。下地に合わせて下塗り材をうまく選定することが長持ちする外壁塗装につながります。
お家にもモルタル、サイディングボード、ALCなどがあります。お家の外壁材、状態によって下塗りを見極める必要があります。
どんなに良質な上塗り材を使用しても下塗り材が外壁に密着していなければ塗料の効果を発揮することはできません。

 下塗りの役割 

①上塗り材との密着を良くする
②塗料の吸い込みを防ぐ
③下地の状態を良くし、付加機能をつける

①上塗り材との密着を良くする

外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りが基本です。先ほどもお伝えしたようにどれだけ良質な塗料を使用しても下塗りを省いて施工をすると早期の色褪せ剥がれ膨れの原因になります。下塗りを省けば工事金額は当然安くなりますが、正しい施工法ではないのと次回の塗装を行うさいの下地処理がたいへんになるため次回の工事が割高になってしまったり本来考えていた耐久年数とは異なる結果になってしまいます。

②塗料の吸い込みを防ぐ

外壁の防水効果がきれて年数が経っている場合ものすごく塗料を吸い込みます。雨など外壁が弾かずに濡れ感があるのを見たことがあると思います。その状態で塗料をぬると艶など仕上がりにムラなどがでてしまう可能性があります。そのようなことを防ぐために下地を固め新しい膜を形成することでキレイな仕上がりを実現できます。

③下地の状態を良くし、付加機能をつける

先ほどと似ていますが下地の状態を良くし上塗り材が密着する下地を作ります。下塗り材にも様々な種類があり、ヒビ割れに追従するものやサビ止め効果のあるもの遮熱効果といった付加機能をつけることができます。塗る箇所、上塗り材によって下塗り材の組み合わせは様々です。

 下塗りの種類 

シーラー
バインダー
プライマー
フィラー
サフェーサー
などがあります。一つ一つ解説するととても長くなるので今回は種類だけのご紹介とさせていただきます。もっと下塗り材の詳細が知りたい方はこちらをお読みください。 長持ちする外壁塗装で重要な、「下塗り材」の種類と選び方

 下塗り材選びの注意点 

最近では難付着サイディングボードといった外壁材も販売されており通常の下塗り材では密着ができず剥がれの原因になってしまうことがあります。
難付着サイディングボードは光触媒、無機系、親水性、フッ素などで塗装やコーティング加工された外壁材を難付着サイディングボードと呼びます。
特殊な加工がされているため専用下塗り材で塗装する必要があります。また、見た目は通常のサイディングとデザインはあまり変わらないため難付着サイディングボードかどうか見極めることも必要になります。
難付着サイディングボード以外にも「直貼り工法」「通気口法」などによって下塗りを変える必要があります。
難付着サイディングボードに関わらずお家の状態に合った下塗り材を選定する必要がありますので、塗装工事を依頼するさいは専門業者に1度見ていただくことをオススメします。

 塗り回数について 

基本塗装工事は、下塗り、中塗り、上塗りの3工程になります。あくまで基本なので4回塗、5回塗になる場合もあります。
特に下塗りは2回塗りになるケースがあります。塗装の役割として防水機能の向上、美観の向上があります。重要なことは防水機能を向上させ安心・安全に暮らせるお住いにすることだと考えています。メーカー仕様は3回塗りになっていますがメーカーさんがお客様のお家を直接見て塗り回数を定めているわけではないので一概に3回塗がベストだとは言い切れません。もちろんお家の状態が良ければ3回塗りで問題ないと思いますが、長く防水機能と美観を保たせるなら下塗り2回(シーラー&フィラーなどの組み合わせ)がオススメです。塗膜が分厚ければ防水機能もそれだけ長く保つことができると考えています。もちろん工事金額は3回塗りに比べ割高になってしまいますが長い目で見たらさほど大きな差はないと思います。会社によって考え方は様々なのでお客様のお考えと一致する会社様に工事を依頼するのがいいでしょう。

 まとめ 

いかがだったでしょうか。下塗りについて少しでもご参考になれば幸いです。
結論、「お家の状態に合った下塗り材を選定する」ことが長持ちする外壁塗装に繋がるということです。
お家の材質、築年数、立地などにより劣化症状は様々です。一軒一軒施工方法は変わりますので専門業者に現地調査を依頼することで外壁塗装、失敗のリスクを下げることができます。「うちはどんな塗料を塗ればいいの?」などあいましたらホームページを見たのだけどとこちらまでご相談ください。             045-513-2277 ご相談、調査依頼 無料で行わせていただきます。

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