おはようございます!ASAHI PAINT代表池田です。
最近は猛暑が続いていますが、皆様くれぐれも熱中症にはお気を付けください。外の温度が高く、身体の熱が下がらないことで熱中症は起きるみたいなので、こまめに日陰で休み、体温を下げることと水分補給を行うことで熱中症対策になりますので無理はせず元気に過ごしましょう。
今回は、シーリング打ち替え前に行う、3面密着防止テープについて、ご紹介させていただきます。
サイディングのお家は基本的にシーリングの打ち替えを行います。(お客様のご予算にもよりますが、外壁塗装とセットで行うことをオススメします)
その際、既存のシーリングをカッターなどで撤去します。
撤去後、青色などのテープがシーリングの下に貼ってあります。
今回は青色のテープごと剥がれてしまったので、下地が白色のようになっています。この白色の部分に3面密着防止テープを貼っていきます。(緑色のテープ)テープが貼れない場合はバックアップ材を詰めていきます。
このテープを貼ることによりシーリングが外壁の下地に付着することを防ぎ、接着面を二面にすることで地震などの揺れにも順応してヒビ割れが起きにくくなります。
なぜ3面密着の目地はヒビ割れが起きやすいのか?
画像をご覧ください。3面密着することで3方向からの動きが加わりシーリングの伸び縮みが上手くいかなくなり、亀裂が入りやすくなります。
こちらの画像は、3面密着防止テープやバックアップ材を入れることにより、外壁下地部分にシーリングが固定されることなく、シーリングの収縮性を活かすことができます。
外壁の縦目地は動きが出やすい場所ですので、3面密着防止テープは貼っていただくようにしましょう。
まとめ
3面密着はシーリングを打ち込んでしまうと見えなくなる部分になります。ですので、お見積書をご依頼した際は、シーリングの箇所に3面密着防止の対策が記載されているか確認しましょう。
また、全ての建物にこの工程が必要になるわけではありませんので、業者さんに一度ご確認なさってください。
外壁を綺麗にし、2~3年で目地部分にヒビ割れが起きてしまったら見栄えが悪くなってしまいます。早期にヒビ割れが起きるリスクを回避するためにも、大切な工程になりますので塗装専門業者に工事をご依頼することをオススメします。